漫画のコマをモチーフにした三作品。
表のストーリーと裏のストーリー。
あるいは現実と虚構。
そういうものが混ざり合った世界です。
表の話は、表ではあるけれど他人が作ったフィクションであり、
裏の話は、自分にしか見えないけれど、だからこそ自分にとってはリアルだとも言えます。
その人の現実は、その人自身が作り上げているものに過ぎず、
自分も他人もそれぞれの現実を生きていると思っています。
今回のテーマである「余白の話」を、一番分かりやすく描いているつもりの作品です。
コマとコマの間の「余白」に何を見るのかは、その人固有の経験や価値観に基づいており、誰にも邪魔されない世界が展開されているのだと思います。
(2016.6.1)